英作文練習 Day 11 並列
英語では並列をよく使います。めちゃくちゃ並べます。例をあげておきます。
In many US states today a boy or girl of eighteen can legally drive a car, vote, get married and have children, purchase and carry a deadly weapon such as a pistol or rifle, and serve the nation in the armed forces, possibly to die on the battlefield.
①運転、②投票、③結婚と子供をもつ、④武器を購入・携帯、⑤軍隊に入る
5つも並列しています。英語では全然OKです。日本語だと、例を大量にあげるのは冗長な感じがして避ける気がしますが、、、(自分だけかな?)。英語は具体例を好みます。日本語だとコンビニに行くというところを、英語だとローソンに行くというような感じでしょうか。(そういう傾向があるというだけです)
ほかにも、=の意味の並列もあります。that is to say 等補助的な表現をいれることでわかりやすくなります。
Furthermore, binge-drinking, that is to say excessive drinking on a single occasion, has flourished despite the age restrictions in the USA.
さらに、アメリカでは、年齢制限があるにもかかわらず、一気飲み、すなわち一度に過剰な量の酒を飲むことが、よく行われている。
- 英文和訳問題で、並列をどう訳したらいいのか悩んだことはないでしょうか。私の考えでは、上のように英語の構造に則って、"A, that is to say B"を、「A, すなわちB」と訳して問題なく、適当です。英作文でも積極的に使って問題ないです。なぜなら、英語という言語の構造上、並列は極めて使いやすく、有効な技法だからです。
- binge は名詞で、どんちゃん騒ぎ、度を越した楽しみという意味ですので、binge-drinkingを日本語に訳すなら、単に「過飲」とするよりも、「一気飲み」といった方がニュアンス的に正しいかもしれません。
- on a single occasion ≒ at once
- flourish は主に繁栄・繁盛するなどの意味で用いられますが(cf: Advertising has flourished since World War II.)、悪事が蔓延るという意味でも使われます。
- restriction : 似た語として regulation がありますが、どちらかというと、regulationは「取り締まり、規制」に重点があり、restriction には単に「制限」に重点があります。
今、自分が買いたい本です。
この本はまだ持っていませんが、この方のライティングについての指導は極めて適切だと思っています。自分的に英作文を指導している方で影響を受けたのはこの方くらいです。